バックパッカーとしての学生生活。
- ウッチャン
- 2019年3月19日
- 読了時間: 3分
大学生になって二年が経った。
山にも旅にも全く関係ない、軽音部の高校生がどうしてこうなったのか、自分でも時々面白いなと思う。
アカシヤに入って登山を始めたことがきっかけで未知の場所を探索することの面白さを知り、結果それが旅を始めるきっかけにもなった。
「20歳になる前に、10代のうちに何か人生の分岐点になるような大きなことを成し遂げたい」という漠然とした思いから、その時たまたま知った”サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路”を踏破する計画を手探りで始め、約半年の準備期間の末半信半疑のような気分でフランスへ向かった1年前。そしてボロボロになって真冬のイベリア半島横断ルート930㎞を踏破しユーラシア大陸の西端に到達したあの時の達成感。
気づけば軽音部の高校生がだんだんと旅人になっていた。
帰国後すぐにまた計画を始めたアカシヤの会ヒマラヤ遠征。自分が知らない世界、勇気をもって動こうとしなければ一生見ることが無かったであろう景色をその目で見ることが面白くて仕方なくなりもう止まらない(止まれない)のである。
そしてまたその思いで今度はアジアに行こうと思い立ち、旅をして、3日前帰国した。
行きと帰りの航空券だけ用意し、その間無計画でベトナム、ラオス、カンボジア、タイ、ミャンマーの5ヵ国を放浪しようというものだった。もちろん有名な場所があれば行くこともあったが、それよりももっとローカルな、その国の現実をよく感じたいが故に(あと資金もかなり不足していた)貧困層が集まるような場所に何度も足を踏み入れ、その人たちと同じものを食べたりなどしていた。この旅のスタイルは食中毒や盗難等多くの危険が伴う一方旅行では知ることができない、学校では習うことがない、多くのことを学ぶことができる。また時には地元の人しか知らないような秘密の絶景を探してみたりもした。楽しかったというより、面白かったという方がふさわしいような、そんな旅だった。
こうして色々な国へ行けば行くほど次は~を見てみたい、行ってみたいという思いが強くなる。
1つ、一番言いたいこと。
旅してみようとぼんやり考えてみるものの、いろいろな理由をつけて結局やらずじまいで後悔する人は何度も見たが、行ってみてどんなにひどい目にあった人間でも行って後悔した人間は見たことがない。だから、少しでもバックパッカーとかやってみたいとか思う人間がいるのであれば心配とかはどっかにぶん投げて飛行機に飛び乗ることを強く勧める。若いうちに、精いっぱいボロボロになって楽しみましょう。
※↑の心配:言葉の壁や現地の情報等。危険な場所へ行く際は心配しましょう。というか、命が狙われるような国、場所に突っ込むのはやめましょう。思い出になるトラブルは盗難や食中毒までです。あと、トラブルに対応できるように保険の加入等の準備は怠らずに。しっかりと対策ができたうえで、放浪しましょう。
今回の旅の最中撮影していた動画です。↓
https://youtu.be/lrhMcFnm2gE
次はどこへ行こうか。
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